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2010年2月26日

  
 受け口(反対咬合)は、上の前歯よりも下の前歯が前に出て咬んでいるかみ合わせです。
 受け口治療の開始時期は、矯正装置をつくるために歯型をとったり、がんばれる子でしたら就学前でも良いと思いますが、前歯が生え変わったぐらいで十分だと思います。
 前歯が生え変わるとき、大人の前歯(中切歯)は通常、子どもの前歯(乳中切歯)より前に出て生えてくることが多いからです。そしてこのぐらいの時期になると、子どもも、治療にがんばれるようになることが多いからです。
 早期治療をしてできるだけ早い時期に良い咬みあわせにすることは、望ましいことですが、乳歯のうちに矯正して、良いかみ合わせになったとしても、大人の前歯が下の前歯より前にではえてくる保障はありません。早期治療をされる場合は、そのことを納得されることと、子どもががんばれるかどうかを見極めることが大切だと思います。
 受け口の矯正治療は、骨が硬くなってくる前(10歳ぐらい)の治療が効果的で、良い状態になっていれば、ワイヤーを使う矯正が不要になることもあります。一方で、受け口は思春期成長期に悪くなる場合があります。その場合には、成長期の終わりぐらいまで待って、ワイヤーを使って効果的に治療をすることが、望ましいです。予想以上の成長が生じた場合には、手術を併用する必要が生じる場合もまれにはあります。
 先ほど、受け口の治療は、前歯が生え変わるぐらいが良いタイミングですと書きましたが、その時期から著しい咬み合わせのズレがある場合は、子どもの時期は矯正治療をしないで、思春期成長後に手術を併用して治療をし、過剰な負担を子どもにかけない事も大切だと思います。
 子どもの時期に受け口の治療を受けなくても、多くの場合は、ワイヤーを使う矯正だけでかみ合わせの治療はできますが、骨格に影響を与える治療は子どもの時期に効果が望めます。
 良いタイミングで矯正治療を始めるために、気になったら矯正専門医にご相談されたほうが良い思います。

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会田矯正歯科 院長 会田泰明

会田矯正歯科
院長 会田泰明

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「娘にはキレイな歯並びになって欲しい」

きっと多くのお母さんは、そんな思いで歯医者さんを探していることでしょう。
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